楽天 個人情報流出事件 画像

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出店社の元社員逮捕「楽天」情報流出
 楽天が運営するインターネットのショッピングサイト「楽天市場」に出店していた輸入雑貨販売会社「センターロード」の顧客情報が流出した事件で、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは27日までに、不正アクセス禁止法違反の疑いでセンター社の元社員橋本安弘容疑者(33)を逮捕した。橋本容疑者は今年2月に退社後も不正アクセスを繰り返したとされ「顧客情報を入手し、名簿業者に売った。約1000万円の借金があったのでやった」と供述している。

 調べでは、橋本容疑者は5月11日から3日間、計27回にわたり、センター社のパスワードなどを自分のパソコンに入力、楽天のサーバーにアクセスし、3万6000件余りの個人情報をダウンロードした疑い。女性の下着のサイズやクレジットカード番号なども含まれていた。流出したクレジットカード情報が名義人以外の人物によってネット取引で使用された形跡もあり、警視庁は被害確認を急いでいる。

 楽天三木谷浩史社長は「事件の全容解明に向け、警察の捜査に協力し、今後の取り調べの推移を見守っていく。新たな事実が判明した場合、速やかにホームページで開示する」とコメントした。

楽天出店会社の元社員を逮捕…顧客情報を売って借金返済
楽天(東京)が運営するネット商店街楽天市場」の顧客情報流出事件で警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは27日までに、不正アクセス禁止法違反容疑で市場に出店していた輸入雑貨販売会社「センターロード」(同)の元社員、橋本安弘容疑者(33)=東京都葛飾区白鳥=を逮捕した。
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