バッティングセンター従業員刺殺事件 キャプチャー画像


バッティングセンター従業員刺殺、現金奪われる…土浦
 27日午前9時50分ごろ、茨城県土浦市虫掛、「土浦バッティングセンター」の通路で、同市城北町、従業員小川里志さん(54)が胸などを刺されて倒れているのを、近くの人からの110番通報で駆け付けた土浦署員が見つけた。

 小川さんは病院に運ばれたが、死亡した。事務室から現金数万円がなくなっており、県警捜査1課と土浦署は強盗殺人事件として捜査本部を設置した。

 調べによると、小川さんは、胸や頭など数か所を刺されたり切られたりしていた。小川さんが刃物を持った男と言い争っていたのを近くの人が目撃しており、捜査本部は、この男の行方を追っている。また、事務室の出入り口には防犯カメラが設置されており、カメラの映像の分析を急いでいる。男は30〜50歳で中肉中背。ニット帽をかぶり、黒いスエットウエアを着ていたという。

 同センターでは2003年8月にも2人組の男に売上金など約150万円を奪われる強盗事件があり、この時も小川さんは犯人に殴られるなどの被害に遭っていた。2人組はいずれも逮捕され、1審で有罪判決を受けている。

ナイフで刺され男性死亡/バッティングセンター 2005/11/27 21:34

 27日午前9時50分ごろ、茨城県土浦市虫掛、「土浦バッティングセンター」の事務室で、ナイフを持った男が従業員の小川里志さん(54)=土浦市城北町=と口論し、もみ合いになっているのを客が目撃し110番した。

 土浦署員が駆け付けると、小川さんが事務室近くの通路でうつぶせに倒れており、病院に運ばれたが間もなく死亡した。

 事務室の机の引き出しが開けられ、両替用の現金数万円がなくなっており、茨城県警は強盗殺人事件として捜査本部を設置した。

 調べでは、小川さんの胸や頭など数カ所に刺し傷や切り傷があった。死因は出血性ショック死とみられる。28日に司法解剖する。

 調べでは、男は30−50歳で中肉中背。黒のニット帽と黒のパーカ、スエットパンツを着用していたという。
茨城・土浦市のバッティングセンターで従業員刺殺される
従業員が刺殺され、事務所から現金数万円が奪われた「土浦バッティングセンター」を調べる捜査員ら=27日午後零時35分、茨城県土浦市
27日午前9時50分ごろ、茨城県土浦市虫掛の「土浦バッティングセンター」で同市城北町の従業員、小川里志さん(54)が男に刃物で胸など数カ所を刺され、病院に運ばれたが、死亡した。

小川さんが包丁を持った男と口論しているのを客が目撃し110番通報。土浦署員が駆けつけると、小川さんは事務所出入り口付近にうつぶせで倒れていたという。事務所から現金数万円がなくなっており、茨城県警は強盗殺人事件として捜査本部を設置し、男の行方を追っている。
バッティングセンター従業員が刺され死亡 茨城・土浦
2005年11月27日21時01分

 27日午前9時50分ごろ、茨城県土浦市虫掛の「土浦バッティングセンター」の女性客から、「従業員と男が言い争っている」と110番通報があった。土浦署員が駆けつけると、従業員で同市城北町の小川里志さん(54)が通路に倒れていた。刃物で刺されたような傷があり搬送先の病院で死亡が確認された。事務所にあるはずの現金数万円がなくなっており、県警は強盗殺人の疑いで捜査本部を設置した。

 調べでは、刃物を持った男が事務所内で小川さんと言い争っていたのを夫婦で来ていた客が目撃、2人で自宅に戻り通報した。再び店に戻った時には小川さんが通路で血を流して倒れていたという。事務所内の机の引き出しから両替用の千円札が数万円分なくなっていたといい、捜査本部は、男が小川さんを殺害し、現金を奪ったとみて調べている。

 事務所入り口には防犯カメラが設置されており、捜査本部はテープの分析を進めている。

 事件当時、小川さんは1人で店番をしており、客は通報した夫婦以外にはいなかったという。

 逃げた男は年齢30〜50歳で中肉中背。ニット帽をかぶり、黒いパーカー姿だったという。