松竹スター・ゲイト グランプリ 海老瀬花子 キャプチャー画像


松竹は創業110周年を記念して新人女優オーディションを行った。応募者10,378名の中から選ばれたのは、京都府出身の海老瀬花子さん(19歳)。今後は松竹映画への出演が決まり、将来が期待される。

松竹1万人の頂点は19歳京美人

 松竹創立110周年記念の新人女優オーディション「松竹スター・ゲイト」が26日、東京・歌舞伎座で行われ、グランプリに京都の短大2年の海老瀬花子さん(19)が選ばれた。

 松竹が初めて実施した女優発掘オーディションで、1万329人が応募。3次の審査を経て、12〜21歳の12人が最終選考の歌舞伎座の舞台に立ち、自己アピール、演技審査、水着審査が行われた。頂点に立った海老瀬さんは163、B83・W60・H88センチで、陸上走り高跳び選手の京美人。3日前に祖父を亡くしたばかりで「夢を見ているみたい。存在感ある女優に」と大感激だった。審査員の山田洋次監督は「短い時間で決めるのは難しかった」と激戦を強調した。

 海老瀬さんは110周年にちなんだ賞金110万円を手にし、07年公開の映画に出演する。準グランプリに西川風花さん(14)、審査員特別賞に境円香(まどか)さん(13)。急きょ特設のキャラクター賞には黒田愛さん(15)が選ばれ、審査員の中村勘三郎は「キャラクター賞でめげないでね。黒ちゃん、サイコー」と声をかけた。

[2005/11/27/09:29 紙面から]

「松竹スター・ゲイト」のオーディションでグランプリを受賞した海老瀬花子さん。左からキャラクター賞の黒田愛さん、準グランプリの西川風花さん、1人おいて審査員特別賞の境円香さん