徹子の部屋 チャン・ツィイー  キャプチャー画像

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チャン・ツィイー

渡辺謙と共演美女」
 本日のゲストは「アジアの美」の象徴として、世界的な活躍を続ける中国人女優、チャン・ツィイーさん。自らスタジオに出向きトーク番組に出演することは珍しい。小さい頃、体が細く弱々しかったチャンさんは、健康を願う母親の思いからダンス〜演劇の学校へ進み、19歳のとき「初恋のきた道」で女優デビューを果たした。以後、わずか6年という短い期間にハリウッドを代表するアジア女優となった。しかし現在の彼女の地位があるのは、決して「運」だけでなく、人知れず努力を重ね、常に100%以上の力で撮影に臨むという姿勢の賜物。話題作映画「SAYURI」で、主役の芸者役に挑戦した様子をメイキング映像でも紹介する。豚骨ラーメンが大好きというキュートな素顔も明かす。

※映画「SAYURI」 12月10日(土)〜日米同時公開

本名 章子怡(Zhang Ziyi、チャン・ツィイー)

生年月日 1979年2月9日
身長・体重 164センチ・49キロ
血液型 O型
住所 北京
家族 父、母、兄
最終学歴 中国中央演劇学院
趣味 ビデオ鑑賞、テレビゲーム、水泳
好きな食べ物 果物
好きな俳優 ソフィー・マルソーリチャード・ギア

 1979年、北京生まれ。父は郵政省幹部、母は幼稚園保母。幼いときから体がとても小さくて細く、「丈夫な子供に育って欲しい」という母親の勧めで、8歳の時に舞踊を始める。1990年、11歳で北京舞踊大学附属中学に合格し、在学中に全国青年ダンス・コンテストで優勝する。しかし、ダンスよりも演技に目覚めた彼女は、中学卒業後の1996年、中央演劇学院に入学し、演劇を学び始める。

 そして1998年、19歳の時にチャン・イーモウ監督に抜擢され、見事「我的父親母親(初恋のきた道)」のヒロインの座を射止める。この作品は1999年に公開されるや大ヒットとなり、また世界的にも高い評価を受け、2000年の第50回ベルリン国際映画祭では銀熊賞(グランプリ)を受賞する。

 続く出演第2作目となるアン・リー監督の「臥虎藏龍(グリーン・デスティニー)」では、チョウ・ユンファミシェル・ヨーチャン・チェンらベテラン俳優をも凌駕する圧倒的な存在感を見せ、観客の目を釘付けにした。その清楚で凛としたイメージは、同じくチャン・イーモウ監督が見出した、コン・リーと並び称されることとなる。この作品は全米でも大ヒットし、2000年度アカデミー賞では4部門受賞の快挙を成し遂げた(最優秀外国語映画賞、最優秀作曲賞、最優秀撮影賞、最優秀美術賞)。

 そして2001年、初のハリウッド進出作「ラッシュアワー2」が全米で大ヒットとなり、今後世界で注目される若手女優の一人として期待されており、当然出演予定作も目白押しである。

チャン・ツィイー  作品リスト  | 受賞した映画賞  | フォトギャラリー


11歳の時に北京舞踏大学付属中学に入学。その後、北京の中国中央演劇学院に進み演劇を専攻する。チャン・イーモウ監督の目にとまり、「初恋のきた道」のヒロインに大抜擢される。00年にはアン・リー監督の大ヒット作「グリーン・デスティニー」に出演。一躍アジアのトップ女優に躍り出る。この作品はアメリカでも大成功をおさめ、期待のアジアン・ビューティとしてハリウッドでも注目の存在となる。そしてそのまま、ジャッキー・チェン主演の「ラッシュアワー2」であっさりとハリウッド・デビューを果たす。その後は、「MUSA−武士−」「HERO」とアジアの超大作に出演。以後も、日本の木村拓哉出演でも話題の「2046」、「HERO」のチャン・イーモウ監督、金城武主演の歴史アクション「LOVERS」に出演するなど、いまアジアでもっとも世界的な人気を集める女優である。


生年月日 1979年2月9日
出身地 中国/北京
allcinema ONLINE


作品リスト
SAYURI(2005)

オペレッタ狸御殿(2004)

・ 2046(2004)

・ LOVERS(2004)

・ ザ・ブライド/花嫁はギャングスター II(2003)

・ パープル・バタフライ(2003)

ジャッキー・チェン -ドラゴンへの道-(2002)

・ HERO(2002)

・ 天上の剣 The Legend of ZU(2001)

・ MUSA -武士-(2001)

チャン・ツィイー号泣に、桃井かおりがもらい泣き

豪華けんらん、アジアスターが大集合! 
 11月29日、両国国技館にて『SAYURI』ワールドジャパンプレミアが行われた。プレミアには多数の芸能人が出席。和服姿の藤原紀香南野陽子加藤ローサらがレッドカーペットを華やかに彩った。

入り口に設置された真っ赤な鳥居をイメージしたセットの前に、キャストのチャン・ツィイー渡辺謙ミシェル・ヨー桃井かおり役所広司工藤夕貴大後寿々花らが現れると、先に到着していた製作者、監督のロブ・マーシャルが拍手で迎え、全員ががっちり抱き合いながら映画が完成した喜びを噛みしめていた。

上映後の舞台あいさつでは、中国の女優でありながら芸者役を熱演したチャン・ツィイーに大きな拍手が送られ、感極まった彼女は号泣。

ミシェル・ヨー、ケリー・ヒロユキ・タガワも声を詰まらせながらあいさつを行うと、それまで体中に巻きついた黒い鞭(桃井いわく、この鞭は劇中で置き屋の女将役の桃井がサユリに対して行う体罰の際に使用した鞭をイメージしたもの)を、ブンブン振り回していた桃井かおりにも異変が。

「私たち、本当にいつのまにかとても愛しい関係になってしまっているんです。だから、普段は泣かない私まで今日は胸がいっぱいです」と思わず涙を見せた。

「ここにいるキャスト、スタッフ全員の夢が、スクリーンに詰まっています」というミシェル・ヨーの言葉どおり、アジアの俳優が結集してこれだけのハリウッド大作が作られたのは、史上初めて。

また、来場ゲストのひとりデーブ・スペクタ−は「この映画で、日本のゲイシャはすぐに性的な関係が結べるなどという外国の間違ったイメージを払拭して、素晴らしい日本の文化を世界に広める最高の作品になるはず」と語った。

キャスト全員の映画への熱い情熱が伝わった、感動的なジャパンプレミアとなった。

SAYURI』は12月10日より日米同時公開。
SAYURI』オフィシャルサイトhttp://www.movies.co.jp/sayuri/

ハリウッド製ゲイシャ映画の出来は?「SAYURI」会見

11月28日、ハリウッドのスタッフとアジアのスターが集結した映画「SAYURI」の会見が開かれた。(写真左から)ロブ・マーシャル監督、桃井かおりミシェル・ヨーチャン・ツィイー渡辺謙役所広司工藤夕貴大後寿々花
 アーサー・ゴールデンのベストセラー小説の映画化で、ハリウッドのスタッフとアジアのスターが集結した「SAYURI」の記者会見が、11月28日、東京・日比谷の帝国ホテルで開かれた。会見には監督のロブ・マーシャル、主演のチャン・ツィイー以下、渡辺謙ミシェル・ヨー役所広司桃井かおり工藤夕貴大後寿々花が出席した。

 映画は、ひとりの芸者の数奇な運命と一途な愛を描いたドラマで、12月10日に日米ほか世界同時公開される注目作なだけあり、会場には総計700人の報道陣が詰め掛ける賑わいだった。物語は、主人公さゆりが一途にひとりの男を想い続け、その想いを糧に芸者として成功していくという展開だが、自身の恋愛観を聞かれたツィイーは「恋に落ちたらさゆりのように10年も待てない」と正直な回答。日本人女性を演じた女優陣は「歩き方やおじぎの仕方、お茶の入れ方など、6週間かけて練習した」そうで、そんな彼女らを渡辺や役所が「とてもタフな人たちだ」と賞賛した。

 原作は、アメリカ人が書いたとは思えないほどの精緻な花柳界の描写も特徴的だが、そんな原作に忠実に描くことで「西洋では“ゲイシャ”というものが誤解されがちで、その意味を正しく伝えるいい機会だと思った」というロブ・マーシャル監督は、「日本の文化に敬意を払うと同時に、その魅惑的な美しさや神秘性を中心に描けたと思う」と語り、映画の出来にも満足した様子だった。

SAYURI」オフィシャルサイト
渡辺謙チャン・ツィイーに手を引かれて登場

劇中とは正反対にチャン・ツィイー渡辺謙の手を引いてるのが、なんともほほ笑ましい。
 スティーブン・スピルバーグ製作総指揮による話題の“ゲイシャ”ムービー『SAYURI』。12月10日の日米同時公開に先駆け、主演のチャン・ツィイー渡辺謙ら主要キャスト7人とロブ・マーシャル監督が一同に会し、盛大な記者会見を開催した。

 本作はチャン・ツィイー演じる芸者の“サユリ”が、渡辺謙演じる“会長”に寄せる一途で秘めた思いが描かれている。しかし、実際の2人は立場が逆のようで、会場に現れたチャンは、なんと渡辺の手を引いて登場。アジアからのハリウッド進出組みとしては先輩のチャン・ツィイーに、さすがの渡辺謙も押され気味の様子で、恥ずかしそうにはにかむ渡辺の姿が印象的だった。

 さらにチャン・ツィイーは「私にはサユリのような恋は無理だわ。だって好きな人にはストレートに愛を告白するもの(笑)」と恋に関しても積極的であることを堂々と語った。

SAYURI』は12月10日より日米同時公開。
SAYURI』オフィシャルサイトhttp://www.movies.co.jp/sayuri/
SAYURIチャン・ツィイー単独インタビュー
ジアンビューティーからグローバルビューティーと旅立った中国のトップ女優チャン・ツィイー。『初恋のきた道』以来、快進撃を続け、ついに世界の大舞台ハリウッドへ主役で進出した。そのハリウッド主役デビュー作となるのは、日本の芸者を描いた華麗なる美の晩餐『SAYURI』である。なぜ中国人である彼女が日本人を演じたのか、多くの人が「なぜ?」と思ったに違いない。しかし、映画での彼女を見たとたん、そんな疑問が吹っ飛んだ。プレッシャーを抱えながらの撮影秘話と心境をわたしたちだけに語ってくれた。