古畑任三郎ファイナル撮影終了キャプチャー画像

イチローが堂々俳優デビュー！「古畑任三郎」の犯人役
セリフ覚えは完璧。堂々と殺人犯を演じたイチロー（左）と古畑任三郎役の田村正和
来年１月３日から３夜連続で放送されるフジテレビ系新春ドラマスペシャル「古畑任三郎ファイナル（仮題）」（３日後９・３０、４、５日は後９・０）の概要が２１日、東京・台場の同局で発表された。

今回が最終シリーズになることから犯人役も１夜が石坂浩二（６４）と藤原竜也（２３）。２夜が大リーガー、イチロー（３２）、３夜が松嶋菜々子（３２）と豪華な顔ぶれが揃った。

イチローは１１月７日から約２週間、都内などで収録に臨んだ。関口静夫プロデューサーは「とてもまじめな方、非常に緊張していましたが、セリフは全部覚えていてＮＧは一度もなかった。堂々と演じ切ってました」と絶賛していた。

「古畑任三郎−」犯人役イチロー"セリフ"完ぺき

関西系ドラマ「古畑任三郎ファイナル」第２夜で犯人役を演じるイチロー（左）と田村正和

◆　来年１月３日から３夜連続で放送　◆

　大リーグ・マリナーズのイチロー（３２）がこのほど、来年１月３日から３夜連続で放送される関西系のスペシャルドラマ「古畑任三郎ファイナル（仮題）」の収録を終えた。２夜目「フェアな殺人者」（同４日後９・０）の犯人役でイチロー本人として出演する。

　今月７日から収録を始め、演技初挑戦ながらセリフを完ぺきに覚えて現場入り。古畑役の田村正和（６２）が「役者のかがみ」と仰天したほどで、緊張しながらも堂々と犯人を演じきったという。「古畑−」シリーズは今回で終結。第１夜（１月３日後９・３０）は石坂浩二、藤原竜也、第３夜（１月５日後９・０）は松嶋菜々子がゲスト。

イチロー、俳優としても“イチ流”
　大リーグ、マリナーズのイチロー外野手（３２）は俳優としても一流だった。俳優デビューとなるフジテレビ特別ドラマ「古畑任三郎ファイナル」（来年１月３日から３夜連続、午後９時。初日は同９時３０分）の概要が２１日、発表され、同局が撮影の様子を「ＮＧが１度もなかった。素人さも一切なく、堂々と犯人役をこなしていた」と説明した。

　俳優田村正和（６２）演じる古畑警部補が、完全犯罪に挑む人気ドラマ。イチローは大リーガーの本人という設定で、同４日の第２夜に、殺人犯として出演する。収録は７日から約２週間行われたが、イチローはせりふを完ぺきにマスターしてきたという。田村も「役者のかがみ」と絶賛した。

　物語は、イチローがシーズンを終えて帰国し、記者会見のために宿泊したホテルで、男の死体が発見されたところからスタートする。同局はそれ以上の詳しい内容は明かせないとしたが、俳優イチローについて「クレバーでニヒルなイメージがあるが、素顔は腰の低い、好青年。そのままの人間味あふれるキャラクターで演じた。撮影終了後は満足げだった」と説明した。

　同作は９４年にスタート。イチローが大ファンだったことで出演が実現した。同３日の第１夜は石坂浩二と藤原竜也、同５日の第３夜は松嶋菜々子が出演する。