生活保護ニート密着リポート スーパーモーニング キャプチャー画像


生活保護の財源は、国が4分の3、自治体が4分の1になっている。受給の要件は、老齢、身体ないし精神障害などの理由で仕事ができず、収入が確保できないことだ。
 莫大な負担となってきて、国の負担分を減らそうといううごきもでてきた。自治体が、応じきれないと、支給額が減額されるとか、受給基準が厳しくなる。生活保護を受けるニートは苦しくなる。
 上野氏はいう。「生活保護ニートは、「生活保護だけでなく、「ニート」問題として一緒にとらえられなければならない、ということだろう。」

 上野氏が紹介しているのは、自己愛タイプのニートであるが、自己愛ニートは、親から支援を受けている時、自分で夢を追い、たいして苦しんでいないから、カウンセリングを受ける気にもならないだろうから、支援がむつかしい。ほかに、中学、高校、大学、そして、就業直後に、心の病気になって、治らず、ニートになってしまう事例も多いようである。これらは、本人が苦しんでおり、治って、学校を卒業したい、働きたいと思うだろうから、支援の仕組みによっては、ニートの解消ができそうである。この場合には、若者の、うつ病、対人恐怖などの心の病気の予防、治癒対策が関連する。不登校、児童生徒のひきこもりの問題である。いじめからの、不登校うつ病もあるから、「いじめ」問題とも関連する。

<密着リポート>「生活保護ニート
社会問題となっているニートの中でも、生活保護を受けなくては生活できない「生活保護ニート」について取材。一部では生活保護を受けなくても生活保護金が受給されるので、求職活動を真剣にしない例、働いているのに精神病を主張し生活保護金を要求する例などの問題も浮上。とはいえ生活保護受給者資格のハードルを高くすれば、本来受けるべき症状を持つ人が生活保護を受けられなくなってしまう可能性も高い。ケースワーカー(匿名)、HP「生活保護110番」を運営する大山典宏氏、生活保護で暮らしている桜井遥華(仮名)さんのコメント。紀藤正樹弁護士のコメント。  続きを読む