24-TWENTYFOUR- キーファー・サザーランド 来日記者会見 キャプチャー画像


キーファー・サザーランド主演の全米大ヒットドラマ「24-TWENTYFOUR-」のDVDが25日より発売されることになり、サザーランドがおととい初来日を果たした。ドラマは、アメリカ・テロ対策本部の捜査官とテロリストとの24時間にわたる死闘を描く。

「24」ジャック・バウアーが来た!

 米ドラマ「24 TWENTY FOUR」の主人公ジャック・バウアー捜査官役で人気の俳優キーファー・サザーランド(38)が初来日し24日、都内で記者会見を行った。ジャックとは対照的に、ソフトな語り口で日本のファンにあいさつした。東京を散策しドキュメンタリービデオを回したことも明らかにし「24時間眠らない街。『24』と共通するエネルギーを感じた」と話した。

 日本での「24」人気を熟知しているというキーファーは「応援してくれてありがとう。『24』の成功に日本の影響は大きい。光栄で、言葉にできないくらい感謝している」。死にものぐるいの過激捜査に挑むジャックの印象とは対照的な、ソフトな語り口。「登場時は撮影禁止」となっていたが、自分からカメラの放列にポーズをとって穏やかな笑顔を向ける気配りの人だった。

 「24」は01年から全米で放送されている人気シリーズで、テロ対策ユニット(CTU)のジャック・バウアー捜査官の活躍を描く。24時間の出来事を1話1時間のリアルタイムで描く斬新な手法が話題を呼び、見始めるとやめられない緊迫感で寝不足者続出の社会現象となった。今回キーファーは、原子力発電所へのテロに立ち向かうシリーズ第4弾「24 シーズン4」のDVDセットの発売に合わせて来日した。

 初めての日本は刺激的だったようで「街の空間の使い方がうまくて感動した。広くないのに、大勢の人が安心して暮らせる社会ができている」。前日(23日)の晩は都内を散策し、プライベートなドキュメンタリービデオを回した。「24時間眠らない街で、すごいと思った。『24』のエネルギーに共通していて、だから日本でこの作品を親しんでもらえるのだと思った」。

 映画でも活躍しているキーファーだが「24」は特別な存在という。「25年間俳優をやっていて、これほど広い世界に届いた作品はない。今の自分は自信に満ちていて、ありがたい」と話していた。  続きを読む